星間物理学
Interstellar Physics暗黒星雲と星間分子雲の構造を読み解き、恒星が生まれる環境を観測的に研究します。
宇宙の成り立ちを知り、その発見を次の世代へ。
東京学芸大学 自然科学系・広域自然科学講座 宇宙地球科学分野に所属する、小規模な天文学研究グループです。
基礎的な星間物理学・電波天文学から、40cm望遠鏡を活用した観測教材と遠隔授業まで、研究成果を教育へ還元します。
RESEARCH THEMES
観測データの解析と教育実践を往復しながら、宇宙を理解するための新しい視点を育てています。
暗黒星雲と星間分子雲の構造を読み解き、恒星が生まれる環境を観測的に研究します。
分子輝線観測と広域サーベイを通して、星形成領域の物理・化学的性質を探ります。
遠隔観測、教材開発、学校現場での実践を結び、宇宙を自分の目で確かめる学びをつくります。
SIGNATURE CONTRIBUTION
Digitized Sky Survey I の光学データと 2MASS の近赤外線データから、広域の星間消光マップを構築。2005年版では2,448個の暗黒星雲と2,840個の内部クランプを同定しました。
天球上の暗黒星雲と星形成領域を定量的にたどるデータセットとして、現在も世界の研究者に参照されています。
公開データベースを見るKOGANEI CAMPUS · ROOFTOP DOME
2020年3月、中央1号館屋上の6mドームに新しい口径40cm光学望遠鏡を導入。PCによる制御、冷却CCDカメラ、BVRcIc測光フィルターを備えています。
専門的な測光観測に加え、離れた学校からの遠隔操作や、昼間の恒星・月の観測を取り入れた理科教材開発にも活用しています。
PEOPLE & COLLABORATION
教員と学生が同じ観測データを囲み、学術研究と理科教育の両面から問いを深めます。学内外の教育現場とも連携し、観測の機会をひらいています。
PRINCIPAL INVESTIGATOR
教授 · 博士(理学)
広域自然科学講座 宇宙地球科学分野
名古屋大学にて博士(理学)を取得。星間物理学、電波天文学、星形成・分子雲、天文教材開発を専門とし、広域暗黒星雲カタログの構築と、観測を核とした理科教育の実践に取り組んでいます。
卒業研究・ゼミを通じ、観測計画、データ解析、研究発表までを実践します。
40cm望遠鏡と遠隔観測環境を活用し、学校で使える天文教材を開発します。
附属学校や教育現場、天文学研究者と連携し、研究と教育をつなぎます。
PUBLICATIONS & RESOURCES